O.S.WEB MAGAZINE Vol.09 2019 April

令和初のレースは熱戦に次ぐ熱戦に!
「O.S.オフロードチャレンジ2019」レポート!

2019年5月12日 徳島県阿波市 KRCオフロードコース

カー用新製品

決戦の地、徳島に68名の猛者が大集結!

さる5月12日、徳島県阿波市にあるKRCオフロードコースにおいて、「O.S.オフロードチャレンジ2019」が開催されました。今回は、オープン、スポーツの両クラス合わせて68名もの選手が集結し、熱戦が繰り広げられました。 レースは、各クラスとも予選2ラウンドの周回レースをおこない、予選4位まではダイレクトにグランドファイナルへシード、5~7位の選手による3周中のベストラップ方式での「スーパーポール」によりダイレクトシードの一枠を争うという恒例の「O.S.チャレンジ方式」を採用。スポーツクラスは地元四国勢、遠征組を合わせ42名もの参加があり熱い争いが繰り広げられた一方、オープンクラスも、FEMCAチャンピオンの足立選手と全日本2連覇中の杉浦選手をはじめ、各メーカーワークス、全日本選手権ファイナル常連選手たちが参戦し、非常にレベルの高いレースが展開されました。
結果、スポーツクラスは小谷選手が1R、岩田選手が2Rを制しましたが、わずかなタイム差で岩田選手がTQを獲得。この2名に加え、才木選手、岡田選手もグランドファイナルシード権を獲得しました。 一方のオープンクラスは、1Rを鶴田選手、2Rを足立選手が制しましたが、その差はなんと0.3秒差というし烈なもの。田中選手、若手有望株の久本選手もグランドファイナルシードとなりました。 さらに、スペシャルステージ(スーパーポール)では、スポーツクラスは山根選手、福選手、KRC会長尾崎選手の一騎打ち。ステディな走りを見せた尾崎選手がグランドファイナル進出。オープンクラスは廣木選手、河本篤選手に加えこの日、ぶっつけレースとなった杉浦選手が出走。他選手のミスにも助けられ杉浦選手がグランドファイナル進出となりました。
各メイン決勝は勝ちあがり方式となり、セミファイナルまでは10分間のレースタイムで争われます。スポーツクラスは予選で実力が出せなかった選手が続々と勝ち上がりを見せますが、ここでの注目は川口選手で、なんと最下位メインからグランドファイナルまで5回の勝ちあがりを見せてくれました。その川口選手に加え、地元の松田選手、長迫選手、さらには遠征組の小保方選手、金子選手の5名がグランドファイナルへと駒を進めました。

グランドファイナルは白熱の争いでボルテージも最高潮に!

スポーツクラス

事前の予想では、小谷選手、磐田選手の戦いが予想されましたが、中盤に岩田選手がマシントラブルにより離脱。その後は、小谷選手が余裕の走りを見せ見事優勝となりました。2位以下は目まぐるしく入れ替わる展開の中、小保方選手が2位、3位にはKRC会長尾崎選手が入賞しました。

オープンクラス

足立、鶴田両選手のバトルに期待が集まりましたが、序盤は田中選手がリードする展開。中盤でトップに杉浦選手が立つと、ジリジリと2番手以降を引き離し見事優勝。2位に田中選手、鶴田選手が3位が入賞しました。

リザルト

オープンクラス

グランドファイナル優勝:杉浦悠介選手  2位:田中和哉選手  3位:鶴田 絢史選手 TQ:足立伸之介選手(9LAP 5’12”621)
Bメイン優勝:小森武司選手 Cメイン優勝:山内宏次選手 Dメイン優勝:細川勝仁選手

スポーツクラス

グランドファイナル優勝:小谷 浩輔選手  2位:小保方大地選手  3位:尾崎裕一選手 TQ:岩田久宏選手(8LAP 5’09”313)
Bメイン優勝:近藤雅彦選手 Cメイン優勝:山口敬介選手 Dメイン優勝:金子昌弘選手
Eメイン優勝:高橋一貫選手 Fメイン優勝:長尾康弘選手

    表彰式

    レース終了後、表彰式と恒例の抽選会が開催されました。ラジコンメーカー各社から頂いた協賛品に加え、地元産のおいしい「ニンジン」も協賛いただき、レース以上に争奪戦が繰り広げられました。じゃんけん大会ではO.S.からサイレンサーセットやエンジンも飛び出し大盛況のうちに閉幕となりました。 選手の皆さん、暑い中本当にお疲れさまでした。また、今回の素晴らしいコースをお貸し頂きましたKRC会長様はじめ、スタッフの皆様には大変お世話になりました。選手からは「また来たい!」と大好評のコースでした。厚く御礼申し上げます。ちなみに、今大会中のベストラップは鶴田選手が予選で叩き出した「33“613」です。このタイムを上回れるように頑張ってください。

フォトギャラリー01(予選、各メイン決勝)

フォトギャラリー02(グランドファイナル)

フォトギャラリー03(表彰式)

ページのトップへ戻る