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O.S.WEB MAGAZINE Vol.58

2023 July

ヘリ用グローエンジンの正しい始動とニードル調整

ラジコンヘリに挑戦したいと考えている人の中には、現在は主流となっている電動ヘリではなく、多くの魅力に満ちたエンジンヘリを飛ばしてみたいと考えていたり、エンジンヘリに憧れてラジコンを始めた、という人もいらっしゃるのではないでしょうか。 エンジンヘリには電動ヘリにはない、内燃機関としてのメカニカルな仕組みや各種調整、エンジンサウンドといった魅力があります。 そこで今回は、これを機にエンジンヘリを始めてみたいと考えている初心者の方から、昔はエンジンヘリを飛ばしていたがすっかりご無沙汰になってしまっったというベテランフライヤーの方まで、ヘリ用グローエンジンの正しい始動とニードルの調整について紹介していきたいと思います。


ンジンサウンドを轟かせながら飛行するエンジンヘリ。モデル機にはO.S.エンジンの「MAX-55HZ-R」が搭載されています。
①ヘリ用エンジンの正しい始動方法!
ここではヘリ用グローエンジンの正しい始動方法について紹介していきます。エンジンの始動は決して難しいものではなく、一度覚えてしまえばずっと使えるものです。何度か繰り返すことですぐに覚えられるので、基礎知識としてしっかりと覚えてしまいましょう。

まずはグロー燃料をタンクいっぱいになるまで入れます。

メインニードルは全閉から2回転半開けておきます。

中速ニードルは全閉から1回転開けておきます。

アイドル調整ねじは出荷状態のままにしておきます。

最初に送信機の電源を入れ、次に受信機の電源も入れます。さらにスロットルバルブが全開になるようにします。

スターターを何回か回し、燃料がキャブレターに吸い込まれるまでエンジンを回します。

プラグヒートをおこないます。

スロットルをアイドリング位置にします。

スターターを回してエンジンをスタートさせます。

エンジンがかかったらプラグヒートを外します。

次に説明するニードルの調整をおこなうために機体を少し浮かせてみます。
>②ヘリ用グローエンジンのニードル調整
無事にエンジンが始動したら、次にニードル調整をしてエンジンにアタリをつけていきます。このニードル調整がしっかりできているエンジンほど確かなパフォーマンスを発揮してくれますので、快適な飛行をおこないたい場合、ニードル調整をしっかりと決めていく必要があります。 基本的にニードル調整は飛行させる度におこなう必要があります。季節が変わり気温が上下することで混合気の濃い薄いが発生するだけでなく、燃料を変えたり、機体のセッティングやサイレンサーの違いなど何かが変わった時は必ずニードルを調整しなくてはなりません。逆にこのニードル調整の面白さが模型用エンジンの魅力となっているとも言えるでしょう。 ここでは混合気が濃い場合、薄い場合それぞれの調整について見ていきたいと思います。ニードルの調整は、いきなり多くニードルを回すのではなく、数コマずつ開いたり絞ったりしながら何度もテストフライトをおこない、最適なセッティングを見つけていきます。辛抱強く調整していくことで、しっかりとアタリを付けていくようにしましょう。
③混合気が濃い場合の調整
【症状】
  • 普段より排気が多い
  • エンジン音がガブガブとした濁った音になる
  • スロットルを上げてもなかなか浮かない

  • 普段より明らかに排気量が多い機体。混合気が濃い状態になっているのが分かります。
    【原因】
  • ニードルを開けすぎている
  • 気温の高い夏場は燃料の粘度が下がり流入量が多くなる
  • 【対策】
  • メインニードルを絞っていく

  • メインニードルを絞っていき、排気量やサウンドが適正になるようにします。特に気温が上昇する夏場になりやすいです。
    ④混合気が薄い場合の調整
    【症状】
  • 普段より排気が少ない
  • 機体に振動が出ている
  • エンジン音がカリカリと甲高い

  • 普段より明らかに排気量が少なく、機体からカンカンと嫌な音が聞こえる場合、混合気が薄い状態になっています。特に気温が低下する冬場になりやすいです。
    【原因】
  • ニードルを絞りすぎている
  • 気温の低い冬場は燃料の粘度が上がり流入量が少なくなる
  • 【対策】
  • メインニードルを開いていく

  • 薄い場合はメインニードルを開いていき、不快な音が出ないように調整します。
    ③まとめ
    今回はヘリ用グローエンジンの始動方法とニードル調整について見てきましたがいかがでしたでしょうか? ニードルは季節が変わっていく際にしっかりと調整する必要があり、丁寧にアタリをつけることで機体とエンジンは確かなパフォーマンスを披露してくれることでしょう。電動ヘリにはない魅力に包まれたエンジンヘリ。今回はその一部を紹介しましたが、これを機会に、ぜひエンジンヘリに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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