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ホーム  O.S.WEB MAGZINE Vol.57 多くのマニアが集まり大盛況! 第60回静岡ホビーショーレポート!

O.S.WEB MAGAZINE Vol.57

2023 May.-June

多くのマニアが集まり大盛況! 第60回静岡ホビーショーレポート!


さる2023年5月10日~14日に、静岡市にあるツインメッセ静岡で、毎年恒例の第60回静岡ホビーショーが開催されました。O.S.は今年もFutabaと一緒にFutaba&O.S.ブースとして出展。多くのラジコンマニアやファンが駆けつけてくれたことで大盛況となりました。 O.S.ブースではこの春にかけてリリースした新製品を中心に、空ものやRCカー用エンジンなど多くの製品を展示。熱心な来場者が次々に次々と訪れて頂きました。今回はそんな静岡ホビーショーの様子を、注目の製品を中心に紹介していきたいと思います。


【O.S.(小川精機)ブース】


①O.S.SPEED T1204W.C.

アウターヘッドの2色アルマイト仕様が美しいこのエンジンは、2022年11月4日~12日タイのバンコクにある「Infinity Rc Addict Circuit」で開催された1/10 IC World Championshipにて、見事に優勝を果たした佐橋忠彦選手の世界制覇を記念して登場した数量限定モデルです。ワールドチャンピオンモデルらしく、クランクケースには「World Champion」ロゴをレーザーマーキングにより刻印されているだけでなく、ヘッド上面には佐橋選手のマシンボディのイメージカラーを配色するなど、世界制覇を成し遂げたエンジンに相応しい豪華な仕上がりとなっています。本製品は世界選手権でも使用した、特殊な表面処理加工を施した「TT01 EFRA2672サイレンサー」と新型マニホールド「MT04 W.C.」がCOMBO SETとして採用されており、低速域のレスポンス性能の向上を図っています。

①O.S.SPEED R2105

光沢に輝くシルバーヘッドが美しいこのエンジンは、2019年度にアメリカで開催された世界選手権で見事優勝に輝いたO.S.SPEED”R21シリーズの最新作です。 このエンジンは、日本で開催される世界選手権連覇を目指し、各部をブラッシュアップしたもので、新設計9ポートを採用したシリンダーライナーはトルクアップを目指したもの。さらに、O.S.SPEED伝統のDLCコーティングを施したクランクシャフトは低速からトップスピードまでの繋がり良さが向上しています。外観としては、アウターヘッドにバフ仕上げによる光沢のあるシルバーヘッドを採用した、所有感をくすぐる美しいデザインで、気品高い一品となっています。

②O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDITION2

こちらのO.S.SPEEDが誇る人気シリーズの続編で、世界トップレベルのプロレーサーADAM DRAKE氏とともにメジャーなバギーレースに参戦しているADAM DRAKE氏の夫人、RONDA DRAKEさんがプロデュースしたエンジンの第2弾となります。この「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE 2」は、新デザインとなる軽量化と低重心化を施したアウターヘッドにより走行性能がアップ。デザインもベースとなるブラックに、RONDA DRAKEさんのイメージカラーであるピンクをアクセントに入れた2色アルマイトが鮮やかな仕上がりとなっており、ヘッドのグラフィック部も蛍光ピンクとホワイトの2色プリントを施しています。

③O.S.SPEED B21 ONGARO W.C.

美しいジュエリーブルーのアルマイトが目を引くこのエンジンは、2022年9月4日-10日スペインのRedovanで開催された2022 IFMAR 1/8th IC Buggy World Championshipにて、O.S.SPEED B21 Ongaro Editionを使用したDavide Ongaro選手がTQを獲得。さらにグランドファイナルでも圧倒的な速さで見事、優勝の栄冠に輝いたことを記念したそのワールドチャンピオンモデルです。エンジンには、世界選手権優勝時にOngaro選手が使用したパーツに変更した特別仕様となっており、ワールドチャンピオンを讃える月桂冠をモチーフにしたグラフィックを施すなど、WCの名に相応しいエンジンとなっています。

④GT15HZ II

こちらは好評発売中のヘリコプター用のガソリンエンジンのGT15HZII。大きくなったヒートシンクヘッドを搭載し、クーリング性能が大幅に向上しました。推奨はグローエンジン91クラスのヘリコプター用のガソリンエンジンとなっており、ガソリンエンジンならではの燃費の良さとトルクフルな飛行を実現しています。

⑤MAX-105HZ-R

こちらは91クラスヘリコプター用のグローエンジンで、発売以来確かな信頼性とパワーで人気のエンジンとなっています。デマンドレギュレーターシステム(DRS)という3Dフライト時の姿勢変化に対しても安定して燃料を共有できるシステムが搭載されており、伸びのあるパワーとレスポンスの良さで世界中で愛用されています。

⑥MAX-55HZ-R

こちらは50クラスヘリコプター用のエンジンです。こちらも3Dフライト時にさまざまな姿勢になってもしっかりと燃料共有ができるよう、デマンドレギュレーターシステムを搭載した信頼性の高いモデルとなっており、扱いやすさと信頼性で人気のモデルとなっています。

【Futaba(双葉電子工業)ブース】

①T16IZ+920MHzセット

2022年より取り扱いが始まったFutabaの920MHz帯モジュールが、ハイエンドの32MZに続いて、リーズナブルな価格で人気の16IZ Superに対応したモデルが登場しました。送信機「16IZ Super」とRFモジュール、受信機「R9001SB」がセットになっており、手軽に920Mhzの環境を構築することができます。信頼性、安全性向上を考えた時にぜひ整備していきたい920MHzの活用が、これでさらにハードルが低くなってきたのではないでしょうか?

②FRID-1

2022年に航空法が改正され、重量100g以上のラジコン飛行機、ラジコンヘリ、ドローンには、機体ごとに個別にリモートIDの搭載が義務付けられました。そんな中、Futabaからは、受信機の空きポートに接続するだけで識別信号を発信してくれるリモートID「RFID-1」が発表されています。このリモートIDは、9gと小型軽量な造りとなっているため搭載する機体を選ばず、設定の非常に簡単なので取り扱いやすい注目の製品です。

③HPS-AA702 / HPS-A703

Futabaの人気サーボシリーズ「HPBLS」に、大型飛行機のエルロン用サーボ「HPS-AA702」と、大型飛行機用のサーボ「HPS-A703」が登場しました。優れたパワーかつハイレスポンスを目指したハイエンドのサーボで、フライヤーの飛行をしっかりと支えてくれる頼もしきサーボとなります。

④HPS-H701 / HPS-HC701 / HPS-HT700

こちらは同じくハイエンドサーボシリーズ「HPBLS」のヘリ用サーボ群になります。大型ヘリ用の「HPS-H701」、F3Cスワッシュ用BEC対応の「HPS-HC701」、ヘリラダー用の「HPS-HT700」がラインナップされており、ハイパワー、ハイスピード、ハイレスポンスで幅広い層のフライヤーの飛行を支えてくれます。

⑤HPS-CB701 / HPS-CT702 / HPS-CD700

こちらは同じ「HPBLS」サーボシリーズのRCカー用のラインナップで、バギー用サーボの「HPS-CB701」、ツーリングカー用サーボの「HPS-CT702」、ドリフト用の「HPS~CD700」の3種類が発表されています。トップレーサーの期待に応える高性能なサーボとなっており、快適走行を実現してくれることでしょう。

⑥Sky Leaf ST

この機体はFutabaのラジコン飛行機シリーズ「SkyLeaf」のEPPの機体で、アメリカで発売されていたものを数量限定で日本でも発売されることになったため、ブース内に展示されていました。軽量かつ手軽に自在なフライトを楽しむことができるので、幅広いユーザーが楽しめるのではないでしょうか。


⑦MC-9100 F3A/

こちらはF3A飛行機用のESCとなっており、トップフライヤーが求める性能や機能を詰め込んだハイエンドESCとなります。F3Aは非常に過酷な条件下での飛行を求められますが、高い信頼性で理想の演技を求めることができます。なお、モーターはFutabaの「FMA-635KV205」に対応しています。

③まとめ
今回は5月に開催された第60回静岡ホビーショーに出展した「Futaba&O.S.ブース」の様子をお届けしました。一般開放日には多くの方がご来場され、ブースに立ち寄られては熱心に製品を眺めたり、スタッフにご質問頂きました。ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。ぜひFutaba/O.S.の今後の製品展開にご期待ください。

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