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O.S.WEB MAGAZINE Vol.55

2023 March.

さらなる高みを目指して! O.S.SPEEDからオンロード&オフロードのニューエンジン登場!

O.S.SPEEDではカー用エンジンのラインナップに、新たにオフロード用エンジン「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDITION 2」とオンロード用エンジン「O.S.SPEED R2105」の2種類を加えました。 今回はマニア注目のこのニューエンジンを前作と比較しながら紹介して行きたいと思います。
①「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDITION 2」の特徴は!?
まずは、ピンクのカラーリングが目立つ新型オフロード用エンジン「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDITION 2」を見ていきましょう。

「好評だった前作から各部をブラッシュアップして登場した「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDITION 2」。
このエンジンは、世界的な女性プロレーサーであるRONDA DRAKEさんがプロデュースしたエンジン「B21 RONDA DRAKE EDITION」の第2弾モデルとなります。ご存知の通りRONDAさんは、やはり世界的なプロレーサーであるADAM DRAKE選手の奥様で、前作エンジンもそのド派手なピンクのカラーリングと確かなフィーリングで人気となりましたが、今回は各部をブラッシュアップして登場しました。

左が前作「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDTION」。右が新作「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDITION 2」。

まず、前作からの変更点としては、新デザインとなったアウターヘッドが挙げられます。このアウターヘッドは、RONDAさんのイメージカラーであるピンクをアクセントに用いた2色アルマイトを採用したもので、ヘッドのグラフィック部分は2色プリントで美しい仕上がりとなっています。さらに、このアウターヘッドは従来のものよりも、さらに軽量化と低重心化を図り、ハイグリップなコンディションでも走行性能の向上を実現しています。

ピンクが鮮やかで美しい新設計のアウターヘッドは、軽量化と低重心化に貢献しています。

そして、クランクケースも見逃せないポイントです。今回のエンジンでは、ブーストバイパス加工を採用し、回転がスムーズに上がっていくようになったことで、さらに扱いやすいエンジンに仕上がっています。

ブーストバイパス加工を採用し、回転がスムーズに上がっていくようになった新型のクランクケース。

他にも、スラストプレートを採用し、回転中のコンロッドとカバープレートの干渉による摩耗を低減し、エンジン寿命を向上させているだけでなく、インナーヘッドには振動低減と防塵性を考慮し、Oリングを採用するなど、細部までブラッシュアップが施されています。

スラストプレートを採用し、回転中のコンロッドとカバープレートの干渉による摩耗を低減することで、エンジン寿命の向上に貢献。

この「O.S.SPEED B21 RONDA DRAKE EDITION 2」のラインナップは、エンジン単体だけでなく、TB02 EFRA2089(T-2090SC)チューンドサイレンサー+MB01-75(M2000SC)マニホールドが付属するCombo Setも用意しています。
鮮やかなピンクを纏ったこのニューエンジンで、これまで味わったことのない抜群のフィーリングをぜひ体感してみてください。

ラインナップには、TB02 EFRA2089(T-2090SC)チューンドサイレンサー+MB01-75(M2000SC)マニホールドが付属するCombo Setも用意しております。

  • ■製品スペック■
  • 行程体積:3.49 cc / 0.213cu.in.
  • ボア:16.4mm / 0.646 in.
  • ストローク:16.55mm / 0.652 in.
  • 出力:2.65 ps / 2.61 hp / 34,000 r.p.m.
  • 実用回転数:4,000-42,000 r.p.m.
  • 重量:350g / 12.35 oz.
  • 価格:53,790円(税込・エンジン単体)
           63,690円(税込・Combo Set)
  • 製品詳細(O.S.SPEEDサイト)←

    ②オンロードフラッグシップエンジン「O.S.SPEED R2105」登場! 
    続いては、オンロード用の新型エンジン「O.S.SPEED R2105」になります。こちらは先ほどの「B21 RONDA DRAKE EDITION2」と異なり、光沢のあるシルバーヘッドが落ち着きとスタイリッシュさを醸し出しているエンジンとなります。

    2023年度に開催される世界選手権での連覇を目指して開発された「O.S.SPEED R2105」。

    このエンジンは、2023年度に開催される世界選手権にて、2019年に続く連覇を果たすべく誕生したエンジンで、従来の「R21」シリーズをさらにブラッシュアップした製品となります。

    前作「R2104」(左)と比較すると、スタイリッシュ感が大きくアップしている新作「R2105」(右)。

    特徴としては、シリンダーライナーに9ポートの新形状のものを採用している点が挙げられます。これはトルクアップを目指したもので、エンジンの心臓部ともいえるシリンダーライナーに新設計のものを採用する攻めた仕様となっています。
    今回の「R2105」では新設計の9ポートのシリンダーライナーを採用。

    クランクケースも新規金型を使用、各部を強化しより剛性が向上しました。
    新規金型のクランクケースを採用。O.S.SPEEDロゴを施したデザインに変更。

    また、O.S.SPEEDではすっかりおなじみとなったDLCコーティングを施したクランクシャフトは、タングステンウエイトの寸法を変更したことで、低速から高速まで滑らかな繋がりを実現しています。

    クランクシャフトも新しいものを採用しており、低速からトップスピードまで、滑らかに繋がっていくようになっています。

    そして、美しいアウターヘッドは、バフ仕上げによる光沢のあるシルバーヘッドを採用。従来のブラックから一新しスタイリッシュかつ攻めたイメージのカラーリングとなっています。

    光沢が美しいアウターヘッドが、フラッグシップモデルとしての存在感とレーサーの所有欲を高めてくれます。

    また、前述の「RONDA DRAKE EDITION2」同様、スラストプレートを採用し、回転中のコンロッドとカバープレートの干渉による摩耗を低減し、エンジン寿命を向上させたり、クランクケースについても、新規の金型を採用して、O.S.SPEEDのロゴを刻印するなど、ブラッシュアップが図られています。 ラインナップは、こちらもエンジン単体と、TR02 EFRA2165チューンドサイレンサーとMR02マニホールドが付属するCombo Setが用意されています。

    光沢が美しいアウターヘッドが、フラッグシップモデルとしての存在感とレーサーの所有欲を高めてくれます。
    この「O.S.SPEED R2105」は、より精悍になった見た目だけでなく、各部に最新のアイテムを採用し改善を図ることで、O.S.SPEEDのフラッグシップオンロードエンジンにふさわしい仕上がりとなっています。世界最高峰の戦いに向け開発されたエンジンのフィーリングをぜひ味わってみてください。
    ■製品スペック■
  • 行程体積:3.49 cc / 0.213cu.in.
  • ボア:16.08mm / 0.633 in.
  • ストローク:17.20mm / 0.677 in..
  • 出力:2.80 ps / 2.76 hp / 35,000
  • 実用回転数::4,000-45,000 r.p.m.
  • 重量:345.0g / 12.17 oz.
  • 価格:65,890円(税込・エンジン単体)    75,790円(税込・Combo Set)
  • 製品詳細(O.S.SPEEDサイト)←

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