新開発の産業用ドローン向け搭載型発電機!
O.S.PROFESSIONAL「GT33REUレンジエクステンダー」
O.S.の産業用ドローンブランドである「O.S.PROFESSIONAL」から、今回新たにドローンに搭載するタイプの発電機「GT33REUレンジエクステンダー」が登場しました。この注目の製品を、9月末に開催されたドローンの展示会「JapanDrone2020」にて展示しましたので、その様子も含めてリポートしたいと思います。
①注目の「GT33REUレンジエクステンダー」
今回、新たに開発されたO.S.PROFESSIONAL「GT33REUレンジエクステンダー」は、ドローン搭載型発電機として、産業用ドローンで求められる飛行時間の延長に貢献できる画期的な新製品です。
この「GT33REUレンジエクステンダー」は、動力電源供給用として活用することが可能な製品で、マルチコプター型ドローンに搭載することで、飛躍的に飛行時間を伸ばすことが可能です。 製品は発電機一体型のセルスターターを標準装備しており、エンジンとスターター、そして発電機がひとつのユニットとして一体化設計となっているのが特徴です。O.S.独自の技術により(特許出願中)、セルスターター用ESCと発電機用レギュレートレクチファイア(整流調圧器≒オルターネタ)を一体化することで、製品そのものを本体重量2,200gと非常に軽量化させており、さまざまな機体でのペイロードに余裕を持たせることができるようになりました。

さらに、O.S.PROFESSIONALの「EM-100エンジンマネジメントシステム」に搭載されているガバナー機能を使うことで、負荷変動に対するエンジンコントロールを自動化させることも可能です。

実際にペイロード3,000g搭載で、3時間の長時間フライトテストに成功。さらに、6.4リッターの燃料で11時間超のロングフライトにも成功しました。
GT33REU搭載ドローン動画 (O.S.YouTube チャンネル)
連続11時間連続飛行達成!②ドローン展示会「JapanDrone2020」でも大注目!
今この「GT33REUレンジエクステンダー」は、さる9月29日~30日に開催された産業用ドローンの展示会「JapanDrone2020」で、弊社の親会社でもある双葉電子工業のブースにて展示。多くの来場者がその存在に注目し、さまざまなご質問やご意見を頂戴しました。


あらゆる産業で活用が始まっているドローンですが、以前その短い飛行時間によって活用が制限されてしまっているシーンが多く見られます。今後、世界において産業用ドローンがもっと活躍していくためには、超ロングフライトが可能なことが必須です。その際に、この「GT33REUレンジエクステンダー」が大きくドローンに可能性を広げることと考えています。 弊社がこれまで模型用エンジンで培ってきた技術と経験を凝縮した「GT33REUレンジエクステンダー」。今後多くの産業用ドローンに搭載されていくことを願ってやみません。