難しいことは一切なし!GPカーを楽しもう! 第3章:エンジンメンテナンス編
GPカーの魅力と基礎知識を紹介していく本連載。第1章ではエンジン始動について、第2章ではブレークインについて紹介しましたが、今回はエンジンメンテナンスの仕方を紹介していきたいと思います。
①なぜメンテナンスが必要なのか
模型用エンジンは、なぜメンテナンスが必要なのでしょうか?それは、メンテナンスをしないでエンジンを使い続けてしまうと、エンジン内部に残っている燃料に含まれているアルコールが水分をよび、エンジン内にサビが発生してしまうからです。そのため、特に長期間使用しない際は気をつけなければなりません。②簡易的なメンテナンス
まずは主に走行後、車体にエンジンが搭載されておりエンジンが降ろせない時などに主におこなう簡易的なメンテナンスの方法を紹介していきたいと思います。


走行語に最低限この作業をおこなうことにより、エンジン内部のサビの発生を抑え、コンディションを長期に渡ってキープすることができます。
③エンジンのオーバーホール編
模型用のグローエンジンは、適格かつ適切なタイミングでオーバーホールをおこなうことでで、その性能は長く発揮します。しばらく回していなかったエンジンを再び使う際や、何度も繰り返し使い、パワーやサウンドに異変を感じたらエンジンのオーバーホールをおこなってみましょう。

















カバープレートを取り付ける際に対角線上にネジを徐々に締め付けていきます。一点だけを強く締め付けをおこななってしまうとクランクケースの歪みなどが起こる可能性があるので気をつけましょう。


キャブレターが浮いてしまった状態で取り付けをおこなうと、燃調の調整ができなくなってしまうので、しっかりと手でキャブレターを抑えながら取り付けをおこないましょう。

これでエンジンのオーバーホールメンテナンスは完了です。慣れれば簡単にメンテナンスをおこなうことはできますが、個人でおこなうのが難しい方はぜひ弊社にお問い合わせください。有償になりますが弊社でも修理させて頂きます。 エンジンはメンテナンスを施すことで、長くその性能を発揮してくれます。ぜひ、長くエンジンが活躍してくれるよう、メンテナンスをこまめにおこなってみてください。