O.S.WEB MAGAZINE Vol.07

4サイクルエンジンの構造とメンテンナス方法

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    4サイクルエンジンのメンテンナス方法(3)
次にバルブリテーナーを取り付けます。

バルブとシート面の間に防錆剤を注します。プラグに防錆剤がいかないように注意しましょう。O.S.SPEEDメンテナンスオイルがお勧めです。

シリンダーヘッドを仮締めしておきます。

シリンダーヘッドを浮かせてプッシュロッドカバーを取り付けます。

シリンダーヘッドを本締めします。

プッシュロッドの両方の先端にグリスを塗ります。その際に左右の長さや摩耗、曲がりがないかなどチェックして、もしそういった異常があれば交換します。

プッシュロッドを入れます。

ロッカーアームにもグリスを塗って取り付けます。

ロッカーアームが動かない位置でロッカーシャフトを入れます。

続いてタペットの調整をおこないます。調整にはOSから発売されている、0.04mmと0.1mmのすき間ゲージ付きの「タペット調整キット」を使用しましょう。

0.04mmのすき間ゲージを差し込みます。

タペット調整ネジのナットを緩めて、1.5mmの六角ドライバーで軽く当たるところまで締めます。

2~3周回して、0.1mmのすき間ゲージが入らないようになれば完了です。これを左右両方おこないます。

プラグレンチを使ってプラグを取り付けます。

クランクシャフトを手で回してみて、圧縮があるかチェックします

クランクシャフトを手で回してみて、圧縮があるかチェックします

ロッカーカバーを取り付けます。

2ストローク同様、キャブレターが軽く動くかチェックし、問題なければエンジンに取り付けます。

これで4ストロークエンジンの基本メンテナンスは終了です。

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