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次にバルブリテーナーを取り付けます。
バルブとシート面の間に防錆剤を注します。プラグに防錆剤がいかないように注意しましょう。O.S.SPEEDメンテナンスオイルがお勧めです。
シリンダーヘッドを仮締めしておきます。
シリンダーヘッドを浮かせてプッシュロッドカバーを取り付けます。
シリンダーヘッドを本締めします。
プッシュロッドの両方の先端にグリスを塗ります。その際に左右の長さや摩耗、曲がりがないかなどチェックして、もしそういった異常があれば交換します。
プッシュロッドを入れます。
ロッカーアームにもグリスを塗って取り付けます。
ロッカーアームが動かない位置でロッカーシャフトを入れます。
続いてタペットの調整をおこないます。調整にはOSから発売されている、0.04mmと0.1mmのすき間ゲージ付きの「タペット調整キット」を使用しましょう。
0.04mmのすき間ゲージを差し込みます。
タペット調整ネジのナットを緩めて、1.5mmの六角ドライバーで軽く当たるところまで締めます。
2~3周回して、0.1mmのすき間ゲージが入らないようになれば完了です。これを左右両方おこないます。
プラグレンチを使ってプラグを取り付けます。
クランクシャフトを手で回してみて、圧縮があるかチェックします
クランクシャフトを手で回してみて、圧縮があるかチェックします
ロッカーカバーを取り付けます。
2ストローク同様、キャブレターが軽く動くかチェックし、問題なければエンジンに取り付けます。
これで4ストロークエンジンの基本メンテナンスは終了です。