バギーからGTカーまであらゆるシーンに対応! 新型エンジン・O.S.「MAX-21XR-B Ver.III」
O.S.では初心者からベテランドライバーまで幅広い層に支持されてきました21クラス スポーツエンジン「MAX-21XR-B Ver.II」をベースに各部をブラッシュアップさせた新型エンジン「MAX-21XR-B Ver.III」をリリースしました。 今回はこのニューエンジンのパワーアップしたポイントを、前作「MAX-21XR-B Ver.II」との比較で見ていきたいと思います。ぜひ、エンジン検討の際の参考にしてください!

「Ver.II」と「Ver.III」の主な変更点
ニューエンジンを見てまず気づくのがアウターヘッド。「Ver.II」と「Ver.III」では、高さは同じながらフィンの数が10→9枚に変更となっています。新デザインのレーザー加工を施し、フィンピッチを拡大したデザインを採用しています。
外部の変更点はアウターヘッドがメインとなりますが、一方で内部の見えない部分も多くの箇所を変更しています。 まず、インナーヘッドですが「Ver.III」では最近のトレンドに合わせ外径が大きなものへ変更となりました。また、燃焼室の形状もバギーでも使いやすくするために形状を変更。これにより低速域のツキ(ピックアップ)が改善されています。

さらに、クランクシャフトも新設計のものを採用。「Ver.II」と比べると、カウンターウエブの形状が変更されたほか、タイミングやパッセンジャーポート径も変更し、低速域のフィーリングを改善。さらに良好なレスポンスとなりました。

次にエンジンの心臓とも言えるピストンとコンロッドですが、最新のO.S.SPEEDエンジンと共通化することにより耐久性の向上と軽量化によるピックアップが向上しています。

その他では付属するレデューサーにも注目です。各カテゴリーでより良いパフォーマンスを実現するために、「MAX-21XR-B Ver.III」では2種類のレデューサーを用意。オレンジ色は6mmでバギーカー用、そして黄色は7mmでGTカー用となっています。

製品ラインナップのご紹介
今回、O.S.ではこの「MAX-21XR-B Ver.III」について「エンジン単体」とサイレンサーTB02 EFRA2089(T-2090SC)+MB01-75が付属するバギーコンボセット、そしてTB01 EFRA2042(T-2060SC WN)+MB01-70が付属する「GTコンボセット」の3種類のラインナップをご用意しています。

バギーからGTカーまであらゆるシーンで活躍が期待されるエンジンですので、それに応じたコンボセットによって多くのドライバーに満足いただけるのではないでしょうか。 サーキットでの優れたパワー特性と快適な取り扱いやすさをそのままに、各部をブラッシュアップして誕生した「MAX-21XR-B Ver.III」。ぜひそのエンジンフィーリングを体感していただきたいと思います。

■製品スペック■
行程体積:3.49cc
ボア:16.27mm
ストローク:16.8mm
実用回転数:4,000~40,000r.p.m.
最高出力:2.45ps/33,000r.p.m.
重量:381g
標準付属:プラグ T-P3 ・レデューサー樹脂製φ6(オレンジ色),φ7(黄色) ・エキゾーストシールリング
価格:24,900円(エンジン単体)、35,900円(バギーコンボセット)、35,900円(GTコンボセット)
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