αシリーズ共通のニューデザインのクランクケース、ブルーにアルマイトされたヘッドカバーが新世代4サイクルの象徴であることを主張する。
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エンジンマウントのサイズ、クランクケースからプロペラまでの距離、キャプレターのスロットルアームのポジションなどをFS-70SII同様とした。
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ピストンにハイシリコン含有のアルミを使用するなど、内部パーツは最新のマテリアルを採用している。
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FSαシリーズの特徴である。新方式のブロバイガス処理システム採用。クランクケース内に残った燃料はプッシュロッドケース脇のスリットから、ヘッドの負圧で吸い上げられ、インテークバルブから、再度シリンダー内に噴出される。
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マフラーは、前後2分割とし、バッフルプレート式となったことにより、音量は抑えながらも、上質なサウンドを一層楽しめるようになった。また、この新型マフラーは、エンジンとのジョイントに、ネジ切り済みの中空パイプを使うことで、エンジンとマフラーの距離を調整できることが可能。これによりマフラー自体の角度や、排気口の向きも細かく調整できるので、カウル付の機体に搭載する場合、装着の自由度が大きく進化した。 |
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排気方向は排気口部分を回転させることにより360度選べ、あらゆる機体にマッチさせることができる。 |
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外観デザインもFSα-56同様に大胆な印象を与えるボリューム感やシャープなイメージを持つ冷却フィンのデザインに加え、オフセット距離や排気方向まで自由度を持たせる新型デザインのサイレンサーも採用。エンジン内部の主要パーツは最新のマテリアル及び加工技術を採用し新世代の4サイクルエンジンとしての内容を随所に盛り込みました。FSα-81が搭載できる機体サイズとしては45クラスから60クラスの機体が対象で、このクラスでも一般スポーツフライトはもちろんエアロバティック機からスケール機まで幅広く選択していただける内容に仕上がっています。マウント取付寸法は従来のFS-70SIIと共通で、搭載する機体に対しても簡単に換装でき、さらにゆとりのあるトルクフルで安定したパワーを発揮します。81サイズのゆとりあるパワーで、スケール機など比較的重量増のある機体などへの換装はストレスを感じさせない飛行が期待でき、これがFSα-81の大きな魅力のひとつになることでしょう。
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