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TG Racers Cup 第一回TGレーサーズカップ |
”ちょうどいいパワー”が楽しい、笑顔がこぼれるワンメイクレース!! |
去る7月8日、晴天の日曜日。 待ちに待った、TGカップが開催されました。3月から開催予定となっていたこのレースは、三度雨に泣かされた末の開催となったのですが、逆に初開催まで時間があった分だけ、参加者からTGカップへの注目度は上がり、初戦であるにもかかわらず、50名以上ものエントリーがあったのです。 |
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MAX-12TGの魅力を楽しもうと、ドライバーが大勢集まった今回のレース、初戦ということもありましたが、同時開催されたガスパワーミートとのダブルエントリーもあり、初戦からかなりの盛況ぶり!
5分間の予選を2回行い、4つのメインに分けて行われた決勝レースでも、普段のレーシングエンジンを使ったレースとは一味違う接近戦が展開されました。ドライバーにもよりますが、ピックアップの良いレーシングエンジンに比べ、吹き上がりの穏やかな12TGはスロットルのコントロールがイージーという大きな特徴もあり、中には、レーシングエンジンを使うより、自分の思い通りのスロットルワークでパワーを引き出せるため、ラップタイムが普段より良いという参加者もたくさん見受けられたほどです。また、Aメインに入るトップドライバーでも12TGとレーシングエンジンである12TZとのラップタイムの差はわずか0.5秒程度で、そのことからも、12TGというエンジンは、パワーが無いのではなく、本当に扱いやすいエンジンであることを参加ドライバーにダイレクトに感じ取っていただくことができました。 |
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Dメインから順に進められた決勝では、普段O.S.フィールドで目にしているレーシングエンジンを使ったレースとは明らかに異なる、マシンの挙動がスムーズなレースが展開されたのです。それぞれのマシンがドライバーにより完璧にコントロールされているので、クラッシュも少ない印象で、さらにエキゾーストノートも高周波ではなく耳にやさしい音色なので、ドライバーやギャラリーから笑顔がこぼれているのも印象的でした。そして15分のAメイン決勝レースが終わってみると、なんと、トップから6位までが同一周回、さらに8位までも2周差以内でのフィニッシュと、扱いやすいエンジンがもたらす安定したレース展開の面白さを全員が痛感するレース結果となったのです。これこそO.S.エンジンが12TGの開発スタート時から目指していた、“R/Cカーを楽しむ”、という模型遊び本来の魅力を引き出せた事の証といえるでしょう。
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そしてさらに、TGカップのバトルは、まだここでは終わりません。年間シリーズポイントを掛けて競われるTGカップは、レースで好成績を残すだけではダメ。レース後に行われる抽選で、レースリザルトに加算されるボーナスポイントが与えられるのです。各ドライバーは、この合計ポイントがレース1回あたりの総合ポイントになるとあって、祈るような気持ちでクジを引きます。クジ引きのポイントはトップなら40点ですが、0ポイントのクジも多数あるのですから、レースと同じ、いやそれ以上にクジを引く手に力が入ってしまうのが、TGカップの面白さといえるでしょう。 |
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抽選の結果、トップの40ポイントを見事引き当てたのは女性ドライバーの徳田富美代選手。レースでポイントを取れなかった彼女でしたが、総合結果では、なんと現在ポイントランキング9位につけることができています。 |
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もちろんレースで好成績を残したドライバーも抽選で高いポイントをゲットすれば、上位に残れるし、抽選で0ポイントだと総合では下位に沈んでしまうことも! そんな運が総合ポイントを左右するTGカップのリザルトに、参加者は一喜一憂の大騒ぎ。 ここ数年、レース用エンジンのハイパワー化で忘れられていた、R/Cカーレースの楽しさ、皆で楽しむバトルの楽しさそのものを、参加者全員が体感できた、TGカップ初戦。レース後も、年間グランドファイナルがかかった総合ポイントに話題が集中していたことからも、参加いただいたドライバーが、TGカップの楽しさを満喫していただけたことが伝わって来ました。 |
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TGレーサーズカップリザルト Aメイン |
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その他の結果 |
Bメイン1位:中山勝徳 Cメイン1位:田中隆剛 Dメイン1位:具志堅さおり |
TGレーサーズカップリザルト ポイントランキング |
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注目の第2戦は、7月29日、岡山県英田サーキットで開催いたしました! 詳しくはコチラをご覧下さい! |
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