扱いやすいさと信頼性に磨きをかけて！
新型ガソリンエンジン「GF30II」テイクオフ！
豊富な機体ラインナップを誇るグロー4サイクルの120～150クラス。スケール機からアクロ機まで多くの魅力的なARF機が多く出回っているこのクラスに最適な4サイクル30ccガソリンエンジン「GF30」が、今回各所をパワーアップして、新たに「GF30II」として登場しました。今回はこのエンジンを実際に搭載して、テストフライトをおこないましたので、そのフライトインプレッションをお届けしたいと思います。
この「GF30II」は、これまで定評のあった「GF30」をさらに扱いやすくし、信頼性を高めたエンジンとなっています。まず、O.S.が独自で開発したガソリンエンジン専用の「70T2」キャブレターを採用。さらに燃料の安定供給を担うポンプシステムも「PD-09」を搭載し、あらゆる姿勢でも燃料をしっかりと送り出します。
ガソリンエンジン専用の「70T2」キャブレターを採用している「GF30II」
良好なスロットルレスポンスと魅力的なエンジンサウンドを両立させた「F-6040」サイレンサーを標準装備。
4サイクルエンジンならではの魅力的なエンジンサウンドはそのままに、アクロフライヤーが求める反応の良さとの両立に成功しています。
さらに、ガソリンエンジンに必要なイグナイターも、小型軽量な「IG-07」を採用。このイグナイターはプラグキャップを簡単に脱着させることができ、取り付け位置を選ばないので、取り回しが非常に容易です。
さて、それでは早速、この「GF30II」を機体に搭載して飛ばしてみたいと思います。今回、エンジンを搭載したのではVQモデルの「フライベビー」。推奨エンジンが25～35ccのガソリンエンジンということで、「GF30II」はベストマッチとなります。
「GF30II」を搭載したのはVQモデル「フライベビー」。赤のカラーリングが上空で映える魅力的な1機です。
VQモデル「フライベビー」に倒立で搭載された「GF30II」。
テストフライヤーは、O.S.所属の選手権フライヤーである羽根田が務めます。当日はあまり風もなく、テストフライトには最適なコンディション。エンジンはしっかりとチョークをして始動させると一発で点火。スロットルを吹かすと、4サイクルガソリンエンジンならではの重厚なエンジンサウンドが飛行場に響き渡ります。
テストフライトを担当したO.S.所属の選手権フライヤー羽根田がエンジンを始動。
エンジンも安定していますので、早速飛ばしてみることにしましょう。機体は速度を上げながら滑走し、一気に上空へ。そのままグイグイと上昇を続けあっという間に高度を取ります。機体のトリム調整も終わり、そのまま全力飛行へ。ひとつひとつの動きがキビキビとしており、トルク感溢れるフライトを見せてくれます。さらに、羽根田がスロットルを上げ、大きなループへ。しっかりとエンジンの性能をフルに引き出しているのが地上から見ていても分かります。
この機体にはスーパーサイレンス18X8カーボンプロペラをチョイス。プロペラの負荷が小さいとオーバーレブの可能性があるためカーボン製などの“ロードが重め“のプロペラがおすすめ。エンジンを搭載する際はエンジンの燃焼温度が高いのでエンジン本体やポンプシステムに充分なフレッシュエアーを送るのがポイントです。またオプションのO.S.純正ラジアルマウントをチョイスすればよりGF30IIのパフォーマンスを100%発揮させることができます。
オプションで用意したラジアルマウント。取り付け面は完全平面加工で強度と軽さを両立しています。
品名：GF30/GF30IIラジアルマウントセット ¥3,600 (71904400)
非常に軽快なフライトを披露してくれた「GF30II」搭載のVQモデル「フライベビー」。
テストフライトを無事終えた羽根田いわく「パワーはこの機体にベストマッチ。上空でスロットルの反応が良く、ストレスのない自在の飛行ができました」とのこと。「エンジン調整する際の注意点として、ガソリンエンジンはグローエンジンと異なりニードルがあまくてもエンジンが止まることはほぼありません。エンストを起こすのはほぼ絞りすぎの症状。アイドル調整バルブを調整する際は非常に敏感なので調整範囲は時計の文字盤の５分を目安にしてください。」これから120～150クラスの機体を組み上げようとしている方にぜひチョイスして欲しいガソリンエンジン「GF30II」。その性能をぜひ体験してみてください。
■製品データ■
行程体積：29.94cc
ボア：38.0mm
ストローク：26.4mm
実用回転数：1,800-9,000r.p.m.
出力：2.8ps/9,000r.p.m.(2.76hp/9,000r.p.m.)
重量：1010g(エンジン）、113g(サイレンサー）、95g(イグナイター）
価格：72,500円（税抜）
エンジン詳細←
豊富な機体ラインナップを誇るグロー4サイクルの120～150クラス。スケール機からアクロ機まで多くの魅力的なARF機が多く出回っているこのクラスに最適な4サイクル30ccガソリンエンジン「GF30」が、今回各所をパワーアップして、新たに「GF30II」として登場しました。今回はこのエンジンを実際に搭載して、テストフライトをおこないましたので、そのフライトインプレッションをお届けしたいと思います。
この「GF30II」は、これまで定評のあった「GF30」をさらに扱いやすくし、信頼性を高めたエンジンとなっています。まず、O.S.が独自で開発したガソリンエンジン専用の「70T2」キャブレターを採用。さらに燃料の安定供給を担うポンプシステムも「PD-09」を搭載し、あらゆる姿勢でも燃料をしっかりと送り出します。
ガソリンエンジン専用の「70T2」キャブレターを採用している「GF30II」
良好なスロットルレスポンスと魅力的なエンジンサウンドを両立させた「F-6040」サイレンサーを標準装備。
4サイクルエンジンならではの魅力的なエンジンサウンドはそのままに、アクロフライヤーが求める反応の良さとの両立に成功しています。
さらに、ガソリンエンジンに必要なイグナイターも、小型軽量な「IG-07」を採用。このイグナイターはプラグキャップを簡単に脱着させることができ、取り付け位置を選ばないので、取り回しが非常に容易です。
さて、それでは早速、この「GF30II」を機体に搭載して飛ばしてみたいと思います。今回、エンジンを搭載したのではVQモデルの「フライベビー」。推奨エンジンが25～35ccのガソリンエンジンということで、「GF30II」はベストマッチとなります。
「GF30II」を搭載したのはVQモデル「フライベビー」。赤のカラーリングが上空で映える魅力的な1機です。
VQモデル「フライベビー」に倒立で搭載された「GF30II」。テストフライヤーは、O.S.所属の選手権フライヤーである羽根田が務めます。当日はあまり風もなく、テストフライトには最適なコンディション。エンジンはしっかりとチョークをして始動させると一発で点火。スロットルを吹かすと、4サイクルガソリンエンジンならではの重厚なエンジンサウンドが飛行場に響き渡ります。
テストフライトを担当したO.S.所属の選手権フライヤー羽根田がエンジンを始動。エンジンも安定していますので、早速飛ばしてみることにしましょう。機体は速度を上げながら滑走し、一気に上空へ。そのままグイグイと上昇を続けあっという間に高度を取ります。機体のトリム調整も終わり、そのまま全力飛行へ。ひとつひとつの動きがキビキビとしており、トルク感溢れるフライトを見せてくれます。さらに、羽根田がスロットルを上げ、大きなループへ。しっかりとエンジンの性能をフルに引き出しているのが地上から見ていても分かります。
この機体にはスーパーサイレンス18X8カーボンプロペラをチョイス。プロペラの負荷が小さいとオーバーレブの可能性があるためカーボン製などの“ロードが重め“のプロペラがおすすめ。エンジンを搭載する際はエンジンの燃焼温度が高いのでエンジン本体やポンプシステムに充分なフレッシュエアーを送るのがポイントです。またオプションのO.S.純正ラジアルマウントをチョイスすればよりGF30IIのパフォーマンスを100%発揮させることができます。
オプションで用意したラジアルマウント。取り付け面は完全平面加工で強度と軽さを両立しています。品名：GF30/GF30IIラジアルマウントセット ¥3,600 (71904400)
非常に軽快なフライトを披露してくれた「GF30II」搭載のVQモデル「フライベビー」。テストフライトを無事終えた羽根田いわく「パワーはこの機体にベストマッチ。上空でスロットルの反応が良く、ストレスのない自在の飛行ができました」とのこと。「エンジン調整する際の注意点として、ガソリンエンジンはグローエンジンと異なりニードルがあまくてもエンジンが止まることはほぼありません。エンストを起こすのはほぼ絞りすぎの症状。アイドル調整バルブを調整する際は非常に敏感なので調整範囲は時計の文字盤の５分を目安にしてください。」これから120～150クラスの機体を組み上げようとしている方にぜひチョイスして欲しいガソリンエンジン「GF30II」。その性能をぜひ体験してみてください。
■製品データ■
行程体積：29.94ccボア：38.0mm
ストローク：26.4mm
実用回転数：1,800-9,000r.p.m.
出力：2.8ps/9,000r.p.m.(2.76hp/9,000r.p.m.)
重量：1010g(エンジン）、113g(サイレンサー）、95g(イグナイター）
価格：72,500円（税抜）
エンジン詳細←
