■競技クラスはゴムタイヤクラス、スポンジタイヤクラス、スーパークラス、そしてFutaba/O.Sグランプリではお馴染みのリコイルクラスの4クラスが開催されましたが、最もエントラントが集中したのは、やはり現在主流となっているスポンジタイヤクラス。エントラントは皆一様にレベルが高く、土曜日の練習走行を見ていても、日曜日の激戦が十分に予想されるものでした。もちろんゴムタイヤクラスやスーパークラスにも全国レースに出場していくほどの腕利きドライバーが集まり、九州のGPドライバーの層の厚さを感じさせます。
レース当日となる日曜日は、夜明け前まで降っていた雨でコースが湿っていましたが、ほぼスケジュール通りに練習走行を開始。(参加人数は計46人)そして予選ヒートとレースが進行していきます。お馴染みとなったMCである、ボンバーやまもとの絶叫アナウンスに後押しされ、各選手のラップタイムもラウンドを追うごとにヒートアップ。予選時から、激しいバトルの連続です。そして迎えた決勝ラウンド、最初に行われたリコイルクラスではなんと小学3年生で9歳の杉木選手が大人を抑えて、レース初優勝!! メカニック兼監督でもあるお父さんのアドバイスを忠実に守り、トップフィニッシュを決めたのでした。 |
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そして注目が集まるスポンジタイヤのAメイン決勝では、地元サーキットでそのクールな表情からアイスマンの異名をとる奥田選手と、お祭り男的存在のピンクマンこと藤村選手が、20分の決勝レース中、スタートからゴールまで、常にトップを奪い合うデッドヒートを見せる好バトルを披露! ギャラリーを大いに沸かせてくれました。結局最後は、アイスマンらしい冷静な走りで終盤トップを守りきった奥田選手がこのデッドヒートを制し、見事トップチェッカーを受けました。
また、今回もコースサイドにFutaba/O.S.スピードショップを出店したり、また美味しい焼き鳥やとんこつラーメンなどのお店が並んで、12月とは思えない暖かい日差しの下、楽しいレースイベントを開催することができました。
今回の福岡ラウンドで、2003年度のFutaba/O.Sグランプリは無事終了となります。これも参加してくださった皆さんのご協力のおかげです。また来シーズンもFutaba/O.S.がお届けする新しいスタイルのイベントにご期待下さい。皆さん、1年間のご声援、ご協力、ありがとうございました。 |