曇り空が広がる天候ながら、熱気あふれるレースが展開された『スケールエアレース ウエストラウンド』が2007年12月9日 三重県KFC飛行場で開催されました。今回は、F1、F1スーパースピード、AT−6、アンリミテッド、エキシビションの6クラスで、各3レースが行われ、その覇が競われました。
昨年5月のイーストラウンドでは、AT−6に参加者が集中しましたが、今回のウエストではF1クラスが最も熾烈な争いに。また、同様にウォーバードエキスパートクラスでも参加パイロットが多く、今後は他のクラスでも、さらなる参加者増が望まれるところです。
MAX-120AX RING搭載の機体によるアンリミテッドクラスでは、その迫力サウンドが会場を覆う一方で、イーストラウンドに続き、ウエストでもエキシビションクラスが設けられました。またFSα−56を積んだ機体もレースを展開。その結果を受けて、同エンジンを搭載した機体による、新クラス設立への期待も、より高まったようです。
デモフライトではFS−α81搭載のケリーが登場。スケールエアレースの将来像を予感させる、パワフルかつ安定した飛びで会場を沸かせてくれました。
数機のクラッシュは見られたものの、大きな事故もなく、各自が自慢の機体でベストタイムを競い、つつがなくレースは進行。にぎやかな大会となった、会場の様子なども含めてレポートします。
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