ゴールまであと２時間を切った最終クオーターに入りました。各チームのドライバーもクルーも、最も気温の高い14時台に突入し、疲労はピークに達しているはずですが、いっこうにマシンのスピードは落ちません。直前にトップの座を明け渡した＃3『チームモデスケ』は、レースリーダーとして、マシンに鞭打ちながら走り続けた負担が効いたのか、トラブルが続出し、さらに順位を4番手まで落としてしまいます。その一方、まだまだトップを追いかけたい＃4『Team HPI -FORCE』と＃2『ちーむ・じゃ。それで！』は、それぞれ2番手、3番手にジャンプアップ。最終ラウンドの巻き返しに掛ける勢いで、スロットルを空け続けます。後方ではこの時間帯にも#18『OZU Racing』の復調は継続していて、ポジションを2つアップし、11番手へとその順位を上げています。