O.S.ENGINE Event Report

関西模型クラブ連合会の協力のもと、O.S.エンジンが主催する恒例イベント、KMA O.S.エアミートが今年も盛大に開催されました。会場となったのは三重県の木津フライングクラブが運営するKFC飛行場。当日は地元関西、中京はもちろん、遠方からも熱心なO.S.ファンの方々にお越しいただき、広い駐車場が早朝から一杯となりました。

 イベントの内容はジャンルや大きさにかかわらず、エンジン付き飛行機を持ち寄ってタイムラリーやスケール大会に準じたフライインを行い、エントラント相互はもちろん、O.S.エンジンスタッフとも情報交換を楽しもうというもの。

 最もエントリーの多かったタイムラリーでは、規定時間を意識しながらも定点着陸でもらえるポイントも狙ってか、たまに見られた”強行着陸”に大きな声援と拍手が沸いていました。またスケール大会は搭載エンジンによってシングルとマルチの2クラスを設定し、それぞれがスケールフルなフライトと機体の出来栄えを競い合いました。スケール部門はKMAのスケール委員の方々にジャッジしていただき、単なるフライインとは一味違った楽しい緊張感が、フライト後のエントラントの大きな笑顔につながっていました。

 天候にも恵まれ、あっと言う間に暑い1日が過ぎてイベントは無事終了することができました。

 

実にバラエティ豊かな機種が大集合! エンジン模型ならではの趣味性の高さを存分にアピールすることができた。

中にはクラシカルな機体も登場。久保氏のオーバーザレインボウの優雅なフライトに、若いエントラントも拍手を送っていた。
皆さんが持ち寄った機体を集めての全員集合カット。大型スケール機を始めとする、あらゆるジャンルの機体が一堂に会するのも、このイベントの大きな特徴となっている。


O.S.エンジンが用意したランウェイサイドの駐機場には、各地の名門クラブからエントリーされた力作が展示され、訪れたギャラリーから熱い視線とデジカメのレンズが向けられていた。



朝のセレモニーはKMAの会長を務める長谷川氏からの挨拶で始まった。 弊社、平井からもO.S.エンジンユーザーへの感謝の意が伝えられた。 KFC代表の大井氏からは飛行場についての注意点等が伝えられた。


ゼロ戦をスケールフルに飛ばすのは難しいテーマでもある。あえてそこにチャレンジし、見事シングルシリンダークラスで3位に入賞した伊藤氏もフライト。スケールアンテナにも注目だ

ベテラン岡本氏はお馴染みの愛機、タイガーモスでエントリー。見事シングルシリンダークラスの優勝を獲得した。
鈴鹿の野間氏のフォッカーDr1
大胆なカラーリングのタイガーモス

ジャッジにインパクトを与えるフライトを披露しようとするパイロットの気持ちが伝わってくる。

今回のイベントで栄えあるマルチシリンダークラスで優勝を飾ったのは、能登川スカイフレンズからエントリーされた曽我氏。機体はアルバトロスC-1で、搭載エンジンは話題のIL300。リアルなサウンドはもちろん、煙突スタイルの集合マフラーからの排気や超スローローパスといった見せ所も決めてくれた。

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ロータリーエンジンを搭載した機体も登場。独特なマニアックなサウンドが会場に広がった。
スケール機は世のレトロブームを反映してか、クラシカルな機種が多いのが特徴。エンジン機ならではの味のある世界だ。


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