O.S.ENGINE Event Report

マニア力作のエンジンラジコン機が一同に会する伝統のイベント『OSエアミート』が、今年も三重県のKFC木津フライングクラブ飛行場にて、58名の参加者が集まり、盛大に開催されました。10月26日のこの日、三重県伊賀市はすでに肌寒さを感じましたが、そのシャキッと清んだ空気に、各フライヤーご自慢のOSサウンドが響き渡りました。このイベントでは『スケール・シングルシリンダー・クラス』『スケール・マルチシリンダー・クラス』『タイムラリー』、そして『バイオエタノールエンジン・ミート』の4つのカテゴリーに別けられ、それぞれのクラスで勝敗を競います。

 

気軽に参加できるタイムラリーからスケールマルチシリンダークラスまで 参加した機体は実にさまざまで、ほぼARF機のままで気軽に参加されている機体があれば、展示にも耐えるほどのフルスクラッチビルドの精巧なモデルもあり、レシプロ戦闘機、旅客機、エアロバティック機、古典機などなど、ありとあらゆるタイプの機体が空に飛翔を描きました。

搭載エンジンはO.S.PET09!。40年以上前のエンジンが快調にフライト。
58機のエンジン機が三重県伊賀市KFC飛行場に集合した。


当社社長、石川より開会のご挨拶

モデルエンジンズ、マイク・ファーナン氏の挨拶。モデルエンジンズはオーストラリア最大のホビー流通企業です。彼自身オーストラリアでは有名なF3Cフライヤーであり今回は特別ゲストとしてお迎えしました。

ヒロボーから池上氏 日下部氏が来場。お昼休みのデモフライトと池上様にはスケール機の解説もご協力いただきました。



お昼休みのデモフライトに木津フライングクラブの皆様がO.S.バイオエタノールエンジン75AX-BEを搭載したワンメイクスケールエアレースを実施。


デカスロンでタイムラリーに臨む栗山郁夫選手。

リアリティ溢れるそれらのモデルの説得力を、さらに増すのがOSエンジンサウンドです。OSエンジンを搭載した機体からは、極上のスケールサウンドが発せられ、時にはシブく、時には高らかに聴かせてくれたのでした。 このイベント会場では、新旧のOS製エンジンを見る(聴く!?)ことができました。o

FS-120を搭載した藤川選手のツカーノも秀逸!

  フライトも圧巻!飛行する姿はまるで実機です。
DC-6Bで見事小川賞に輝いた芝山峰治選手。40LAを4発搭載。

 
FS-200Sを搭載した野間憲弘選手のフォッカーDr.1
46FX-Hを搭載した日根宏幸選手のMe163。
本田陽広選手のサンダーボルトは圧倒的な存在感!
やっぱりグッと来る九九艦爆。井岡靖雄選手の作品

多気筒のFT160やFT300、ちょっと懐かしいFS-48Sや71S、最新エンジンのバイオエタノールの55AX-BEやFSαシリーズなどなど。取っておきはFS-52Sを2基搭載したツインマスタングや、40LAを4基搭載したダグラスDC-6Bなどの多発機です。重厚な共鳴音を響かせながらのフライトは、もっとも盛り上がる瞬間。会場に居合わせた誰しもが、拍手喝采を送っていました。

この日注目を集めた松井義幸選手のエトリッヒタウベ。華麗なる飛行でスケールシリンダークラス優勝&特別賞を受賞。

 
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