2007 TGレーサーズCUP GRAND FINAL

 

OS12TGエンジンワンメイクと、手頃なパワーで気軽に参加できるTGレーサーズカップ。昨年度から始まったこの大会は、奈良県のOSフィールドと全国各地で開催される大会があり、各レースともレースポイントとくじ引きによるポイントの合計点で順位が決まります。そのTGカップのグランドファイナルが、去る4月13日、OSフィールドで開催されました。2月24日に予定されていた大会でしたが、雪で順延となり、この日の開催となりました。グランドファイナルに参加できるのはOSフィールドで開催されたTGカップシリーズの上位者、各地区の大会の上位者のみで(当初は4ヶ所で予定されていたが、天候などにより、静岡、岡山の2ヶ所となった)参加選手は運も実力も備えた選手ばかりが集結しました。このグランドファイナルも、通常のレース型式で行われますが、栄光のグランドチャンピオンは、レース後のくじ引きポイントも加算して決定されます。

予選は5分周回方式で3ラウンド行われ、大人顔負けのアレグレッシブな走り見事TQを獲得したのは、小学6年生の松田拓海選手。2番手には本間千尋選手、3番手は柴村佳男選手が続きます。松田、本間両選手のみが17周に突入し、3番手から29番手までが16周をマーク。ちょうどいいパワー12TGワンメイクによるTGレーサーズカップを象徴するような大混戦の予選となりました。 決勝は下位メインからスタート。各地区を勝ち抜いた選手が揃っているだけに、下位メインから随所で白熱のバトルが繰り広げられました。

グランドチャンピオンの行方は?

AメインファイナルはスタートからTQの松田選手と4番手の梅本選手が好スタート、2番手の本間選手がやや順位を落とします。2週目に本間選手が転倒、運悪く後続車両がクラッシュ!本間選手のマシンは大破。ピットで修復作業が行われ、約20周遅れで何とかレースに復帰しましたが、優勝争いからは脱落。その間、松田選手は快調に周回を重ね2番手以下を引き離します。2番手争いは柴村選手と梅本選手が激しいバトルを展開。そして約10分を経過した時点でトップの松田選手がまさかの転倒のアクシデント発生!、柴村選手が一時トップに立ちましたが、小学生とは思えない落ち着いた走りですぐに松田選手がトップへ返り咲きます。20分過ぎに梅本選手が2番手に浮上。松田選手は2番手との差を約10秒保ったまま、見事ポール・トゥ・ウィンを達成。2番手には同一周回で梅本選手が入賞、3番手は1周遅れで柴村選手が入賞しました。

TGエンジンのちょどいいパワーで白熱したバトルが見られます
この日のために新調したカラフルなボディーが揃います

レースはこれで終わりではありません。 実力と運が伴わなければグランドチャンプの座にたどり着くことができないのです!白熱した抽選会。くじを引く手にも力が入ります。この抽選会の結果Aメイン6位の松本孝選手がレースポイント44点、ポイントくじ40点の合計84点で総合トップとなり、見事グランドチャンピオンの栄冠を手にしました。 実力半分!運半分!のキャッチフレーズどうり、この両方が揃ってこそグランドチャンピオンの座を射止めることのできるTGレーサーズカップ2008年度もOSフィールドをはじめ各地での開催を予定しております。ぜひ皆さんチャレンジしてみてはいかがでしょう。

MCは当社汐巻が担当。軽快なトークで大会を盛り上げます。
実力NO.1の松田選手。小学生とは思えないの素晴らしいレース運びでで、見事メイン優勝です。
白熱したレース展開がギャラリーの笑顔を誘います。
くじ引きで最高点をGETした上廣選手
実力を出し切ったレースTOP3の各選手
 
 
2007年度TGレーサーズカップ グランドチャンピオン 松本選手