8月5日に長野県ヨシノワークスのオフロードコースをお借りし、「O.S.オフロードカップ2018 in YosinoWorks」が開催されました。オープン、スポーツの両クラス合わせ70名を超えるエントリーがあり、熱戦が繰り広げられました。また前日の夜には懇親会も開催され、こちらも大盛況でした。 今大会の話題は直前に参戦表明された世界チャンプ原選手のエントリーでした。また、その原選手と昨年の全日本選手権でデッドヒートを見せた杉浦選手はじめ鶴田選手、河本選手など全日本チャンプ経験者に加えファイナル常連の高城選手、竹内選手、新鋭梶原選手、地元小林選手の参戦など非常にレベルの高いオープンクラスの争いになることが予想されました。 スポーツクラスは地元長野勢をメインに近県より50名の参加があり、遠征組に対し迎え撃つ地元軍団の対決の模様となりました。 今回のレースは各クラスとも予選2ラウンドの周回レースを行い、予選4位まではダイレクトにグランドファイナルへシード。5~7位の選手による3周中のベストラップ方式での「スーパーポール」という最終決戦によりダイレクトシードの一枠を争う形となりました。

<スポーツクラス>
地元松尾選手が小谷選手、杉浦選手を抑えTQを獲得。3名に加え岩田選手もグランドファイナルシードとなりました。


<オープンクラス>
昨年の全日本を彷彿させる原、杉浦両選手の一騎打ちの様相。2ラウンド目、杉浦選手が先にトップタイムをたたき出し、最終ヒート出走の原選手にプレッシャーをかけるが、見事に抜き返し原選手がTQを獲得。両名に加え足立選手、梶原選手がグランドファイナルシードとりました。

<スペシャルステージ(スーパーポール)>
観客が見守る中、一人づつ3周を走る緊張の一瞬。 スポーツクラスは山内選手、小林選手、コース代表赤津選手、オープンクラスは河本選手、鶴田選手、竹内選手の各3名の選手が出走。小林選手と鶴田選手がグランドファイナル進出を決めました。

<勝ち上がり決勝~セミファイナル>
昼食の後、勝ち上がり方式の決勝が始まりました。(セミファイナルは15分、下位メインは10分)
●スポーツクラス
予選で実力が出せなかった選手が続々と勝ち上がりを見せますが、ここでの注目はセミファイナルで力尽きたが、なんと最下位メインから4回勝ちあがりを見せた才木選手でした。セミファイナルからは山内選手、井上選手、山崎選手と「赤赤コンビ」と名付けられた地元赤羽、赤津の両選手がグランドファイナルへと駒を進めました。
●オープンクラス
全員セミファイナルからの出走となりましたが、中盤から順位を上げた高城選手、河本選手、竹内選手、若手有望株の久本選手に加え地元小林選手が滑り込みました。

<グランドファイナル 各クラス共30分>

オープンクラス グランドファイナリスト スポーツクラス グランドファイナリスト

●スポーツクラス
松尾、小谷の戦いが予想されましたが序盤から飛び出した、小谷選手が粘り強い走りを見せ見事優勝となりました。2位以下が目まぐるしく入れ替わる展開の中、2位に山内選手、3位には松尾選手が入賞しました。
●オープンクラス
こちらも原、杉浦、両選手のバトルに期待が集まりましたが、原選手が序盤にトップに立つと一度もその座を明け渡すことなく優勝。後半追い上げを見せた杉浦選手でしたが序盤のミスが響き2位、鶴田選手が3位が入賞しました。

レース終了後は、表彰式から恒例の抽選会。各社から頂いた協賛品の争奪戦が繰り広げられました。じゃんけん大会ではO.S.からサイレンサーセットやエンジンも飛び出し大盛況のうちに閉幕となりました。 選手の皆さん暑い中お疲れさまでした!楽しんでいただけたでしょうか?もっとスムーズな運営ができればと日々考えています。次回も参加よろしくお願いいたします。
最後になりますが、今回素晴らしいコースをお借りしましたヨシノワークス代表赤津様はじめスタッフの皆様、熱い中本当にお世話になりました!!ありがとうございました!!



OPEN クラス
優勝/原 篤志選手: 2位/杉浦 悠介選手 :3位/鶴田 絢史選手
SPORTクラス
優勝/小谷 浩輔選手: 2位/山内 宏次選手 :3位/松尾 正俊選手
TQ :OPENクラス/原 篤志選手       SPORTクラス/松尾 正俊選手
各メイン優勝選手
オープンB/遠藤 大輔選手
スポーツB/田島 浩三選手 :C/鈴江 明男選手: D/広瀬 康彦選手: E/山口 謙治選手 :F/嶋田 誠選手
オープンクラス入賞者 スポーツクラス

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