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ラバータイヤクラス | ||
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激しい予選ラウンドで火花を散らした昨年の九州ラウンドチャンピオン、アイスマンこと奥田選手と中里選手でしたが、僅差でポールポジションを中里選手が奪取。共に同色のBMW-MカラーをまとったNSXを駆る二人がTEAM 101 RACING内で激しいバトルを決勝レースでも展開する流れとなりました。トップの中里選手はスタートが遅れたものの、快調にラップを重ね、レース序盤から確実に奥田選手を追い上げます。レース半ばから優勝争いはこの二人に絞られる展開となりましたが、運命を分けたのは2人のピットストップ作戦によるものだったのです。アイスマンこと奥田選手は3ストップ、一方の中里選手は燃費の良さを生かして2ストップ作戦をとったため、給油のタイミングごとに順位が毎回入れ替わるようなデッドヒートを展開。最終的にその給油回数が明暗を分け、お互い最後の給油を追えた段階で中里選手がキッチリとトップに立ち、予選の順位をキープしたまま優勝を飾ったのです。一方3位スタートの家村選手は、トップの2台にワンラップされるも、一度も3位以下に順位を落とすことなく、予選同順位の3位でフィニッシュ。スポンジタイヤクラスに参加者数では満たなかったものの、スケール感の高い走りで観客を魅了するレース展開となった、ラバータイヤクラスでした。 | ||
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テクニカルなインフィールドを、適度にボディをロールさせながらクリアしていく各マシン。スケール感の高い走りが、ラバータイヤクラスの最大の魅力だ。 | ||
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TEAM 101 RACINGとしてマルチカーエントリーしたトップの2台は、おそろいのBMW-MカラーのNSX。互いに一歩も引かない走りで、ギャラリーを沸かせた。 | |||
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完璧なレース展開で、ラバークラスを制した中里選手のマシン。 | |||
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優勝:中里 嘉宏選手 2位:奥田 智明選手 3位:家村 秀樹選手 |
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