キャブレターセッティングは基本に忠実に
 
 
エンジンがうまくスタートできたら、いよいよフライトに備えたキャブレター調整です。アルティメイトの優れたパフォーマンスを発揮させる最後の調整がこのキャブレターセッティングですから、エンジンの調子を音や排気ガスそして振動で確認しながら、キッチリと煮詰めたいものです。
ニードル調整の手順
アイドル調整
キャブレター調整のコツ
※CAUTION
キャブレターセッティングのためには、完全にブレークインが終了していることが条件といえます。ブレークインが終了していない場合は、取扱説明書に基づき、確実にブレークインを行うようにして下さい。


ニードル調整の手順

ウオームアップを充分行なった上でニードル調整及びアイドル調整を行います。


.エンジンスタート後、スロットル全開で濃い目の連続運転を行ないます。これはエンジン始動のところで説明したのと同じ事です。

.次にニードルを徐々に絞っていきます。このときニードルは2コマぐらいずつ絞り、回転変化を確認しながら、次に進むといった方法で行ないます。

.1 回めはピーク付近にアバウトに調整し、いったんアイドリングにしてもう一度全開にしてニードルバルブを再調整します。2 〜3 回繰り返し最良の位置に調整します。

.その後はニードルを絞っても回転は上がらず異音が出たり回転が落ちてきたりします。これはニードルの絞り過ぎによる燃料が薄めの運転の状態です。これを続けると必要な燃料がエンジン内部に供給されず、エンジンを壊してしまう可能性がありますので、ピークを超えたと判断したら、できるだけ早くニードルを戻し再調整を行なって下さい。
一旦この絞り過ぎ状態に入ってしまうと、エンジンの温度が冷えるまでニードルのピーク位置が判りにくくなる場合があります。そんな時にはエンジンを止めエンジンが冷えてから再調整をしたほうが良いでしょう。

.アルティメイトの一般的な使用回転域
このエンジンの一般的な使用回転域はピークの少し手前2〜3コマ付近で、推奨の13X6プロペラを装着し、ニトロ15%の燃料で約10,200r.p.m.付近です。エンジンマウント、燃料、使用プロペラにより大きく変わりますが一つの目安として下さい

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アイドル調整

ニードル調整が終了したら、次はアイドル調整を行います。


.アイドル調整ネジの位置はキャブレター本体面より0.5回転閉めこんだ位置に設定し出荷されています。

.スロー回転(アイドリング)を十数秒運転し、スティックを一気にフルハイにし回転の立ち上りの様子を見ます。

.低い回転で少しの間回り、その後排気煙を多く吐き立ち上がる場合は濃いめの状態です。そんな状態の時にはアイドル調整ネジを45°の単位で絞りながら(右回し)様子を見ます。

.この状態で調整を進めると、スムーズに回転が立ち上がるアイドル調整ネジの位置が見つかり、それを過ぎると、一端回転が落ち込んだようになり素早く回転が上がる状態となります。これは絞り過ぎの状態ですから、スムーズに立ち上がるところまで戻して下さい。またポンプ圧力の強弱により調整量が異なりますが問題ありません。

.アイドル調整が終わったら、アイドル回転をキャブレターの開度で調整してください。アイドル回転数は2,200r.p.m.前後が適切でしょう。

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エンジンはエンジン本体の温度によりキャブレターから燃焼室に行くまでの間にノズルから噴射した燃料が冷却に消費されます。そのために、フライト後の着陸時に回転が上がっていることを経験されたり離陸時にスロー回転が低すぎてエンジンが停止するというような経験をされたことがあると思いますが、これはエンジン調整時のエンジン温度より着陸時は温度が上がり、離陸時はエンジン温度が上がっていない状態だからです。ですからキャブレター調整はウオームアップを充分行い飛行状態の温度で調整することと、離陸前にはエンジンのウオームアップを十分行いフライトすることでスムーズな離着陸に一歩近づくといえるでしょう。
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