プラグキャップの正しい取り付け方法とその注意点
ヘリコプター用ガソリンエンジンGT15HZには点火用イグナイターが装備されています。正確にイグニッションプラグにプラグコードを装着しなければ運転に支障が出る場合があります。下記説明を参考にして正確に取付してください。
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プラグを取り付けた状態(写真1) プラグの先端部やプラグキャップの内側にシリコングリスを塗るとプラグキャップの取り付けが容易になります(写真2) (写真は一部説明用にカットされています。) |
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正しい取り付け状態(写真3) プラグキャップは運転中の抜け落ちを防止する為取り付けが非常に硬く設計されています。プラグの六角形部が完全に隠れて「カチッ」と音が鳴るまでプラグキャップを確実に押し込みます 取り付けが確実に行なわれると写真4の様にプラグキャップ横のO.S.刻印がフィンに隠れて見えなくなります。(写真は一部説明用にカットされています。) |
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不完全な取り付け状態1(写真5) (ノイズ発生、誤動作の主な原因) プラグキャップとプラグの隙間にスパークが発生し、そのノイズが放出されジャイロなどが誤動作を起こす原因となり危険です。 プラグキャップが脱落する可能性も有ります。(写真は一部説明用にカットされています。) |
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不完全な取り付け状態2(写真6) プラグの六角形部の途中でプラグキャップが止まった非常に不安定な状態。この状態でもノイズが放出され誤動作発生の原因となり危険です。また、この状態でも脱落の可能性が有ります。 (写真は一部説明用にカットされています。) |
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プラグキャップを取り外す場合の注意(写真7) プラグキャップを取り外す場合、写真7の様にワイヤー部を引っ張ると内部で断線が起こり故障します。プラグキャップの取り付け取り外しは必ずプラグキャップ本体を持ちケガ等しないよう注意して行なって下さい。 |