スペック
MAX-120AX RING
行程体積 19.96 cc
ボア 30.4 mm
ストローク 27.5 mm
実用回転数 1800 〜 9500 r.p.m
出力 3.1 ps / 9000 r.p.m
重量 647 g (本体のみ)


 ラジコン飛行機の歴史は、ラジコン模型そのものの歴史と言っても差し支えないほど、その進化の過程とともに、R/Cエアプレーンは成長を遂げてきました。そしてその動力源となったのが、言うまでもなくグローエンジンで、しかもその基本形となるのは2サイクルエンジンです。2サイクルエンジンはそのシンプルな構造から、扱いやすい特性を持っていて、しかもシンプルで軽量コンパクトながらもキチンとパワーを出すことができるところがその大きな魅力である模型用エンジンの基本ともいえます。



 もちろんO.S.エンジンのラインナップには、ハイパワーかつ、安定した運転が可能な2サイクルエンジンが数多くラインナップされていています。中でも飛行機用エンジンでは、FXシリーズがそのシンボル的存在として、現在の飛行機用グローエンジンの柱となっているのですが、一昨年の秋、そのFXシリーズの次世代を担う2サイクルエンジンとして発表されたのが、MAX-46AXです。このエンジンはFXシリーズの後継に値する、O.S.が考えるこれからのR/Cを取り巻く環境に対応したエンジンで、軽量コンパクトというだけでなく、消音効果の高いマフラーや、徹底的に扱いやすくそして、簡単にパワーを引き出せるという模型用エンジンの基本部分を忠実に具現化するために登場したシリーズなのです。

 そしてこの度、AXシリーズの第2段として誕生したエンジンがMAX-120AX RINGです。革新的なデザインが与えられたクランクケース、5本のボルトで締め付けられる新デザインのエンジンヘッド、さらに徹底的な肉抜きと細いフィンデザインを採用することで得られた軽量化と高い放熱性など、随所に新しいチャレンジと、それを具現化したデザイン、そしてポテンシャルを見て取れるエンジンに仕上げることに成功しました。

 細部に目を移すと、ニードルは正確性と操作性を同時に向上させた新しい70Dタイプを装備し、2ストロークエンジンの扱いやすさをさらに加速させています。またパワーボックスと名づけられた専用となる四角を基調としたデザインのサイレンサーは、軽量コンパクトであるだけでなく、高い消音性を同時に実現したもので、環境への配慮もしっかりと意識したモデルとなっています。

 120という大きな排気量から、搭載する機体は大型のスポーツスケール機となりますが、付属するサイレンサーアダプターを使って、エンジンをサイドマウントした時には、マフラーをインカウルに収めることができるなど、新しい機構も備えています。

 4ストロークエンジンとはまた異なる、大排気量2サイクルエンジンでしか味わうことのできないパワフルでキレのあるフィーリングを感じ取っていただける性能を確保することができましたので、大型機に挑戦したいという方には、ぜひともチョイスしていただきたいエンジンです。





エンジンの出力特性に大きく関わるシリンダー内部パーツ。ピストンやコンロッドなどは全て、耐久性と軽さを兼ね備えた削り出しパーツとした。さらにクランクシャフトはカウンターバランス形状の見直しで、より振動を抑え、ハイパワーを手に入れている。

キャブレターニードルに、ニードル延長ワイヤを装着することで、より一層、操作性と調整の正確性を向上。

様々な機体に搭載するため、オプションパーツとしてラジアルマウントも用意している。

MAX-120AX RINGの大きな特徴として、POWER-BOXサイレンサーが挙げられる。このマフラーは高い消音性だけでなく、機体に搭載した際の取り付け方法にもこだわっていて、インカウルに収納する方法などを含め、取り付け方法は写真のように基本だけで3種類にも上る。

ダイレクト装着 エクステンション使用
 
90度アダプター使用  
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